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【Q & A】窯業系サイディングは塗り替えが必要ですか?

ずばり、窯業系サイディングは定期的に塗り替えをする必要があります。
定期的に塗装やコーキングの打ち替えをすることで、見た目の美しさや防水性能を長く保つことができます。

サイディングボードは主に上に塗る塗料の塗膜によって防水性を持たせているため、塗装が劣化してしまうと防水性が低下し、住まい内部へ雨水が侵入してしまうリスクも生じます。雨水が住まいの躯体を腐食させることになればサイディングボード自体の寿命を縮めることになります。

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窯業系サイディングボードの塗り替え時期について

では、いつ頃塗り替えをする必要があるのでしょうか?ここでは、3つの見極め方法をご紹介いたします。

1.耐久年数を目安にする

耐久年数が塗装のタイミングを見極める一つの目安となります。

窯業系サイディングの耐久年数は7〜8年です 。
※上記は平均年数です。耐久年数は製品によって異なるため、お住まいの窯業系サイディングの耐久年数については、ホームページやカタログ等でご確認ください。

2.劣化症状をチェックし、塗装が必要か確認する

劣化症状をチェックすることで、塗装すべきタイミングかどうかを見極めることができます。
下記のような劣化症状がある場合は塗装が必要です。

チョーキング
カビ
塗膜の膨れ
塗膜の剥がれ
幅0.3mm以上のひび割れ
色あせ

※カビの発生について:部分的な発生程度の場合は塗装ではなく、洗浄で十分な場合もあります。

3.外壁塗装のプロに診断してもらう

プロに外壁の状態を調査してもらうことで塗装すべきかどうかが分かります。この方法が最も正確に塗装のタイミングを見極めることができます。

窯業系サイディングボードの塗装面にチョーキング(手で触れると白い粉がつく)がある場合は塗膜の劣化が起きている状態です。少量であれば問題ありませんが、かなり白い粉がつく場合は再塗装が必要となります。

サイディングボードは上に塗ってある塗膜が劣化するとボードが吸水してしまい、ひび割れや膨れ、反りなどの原因にもなります。
塗装が劣化してサイディングボードが吸水してしまうと元の形に戻ることはないため、窯業系サイディングボードについては劣化が進行する前の塗り替えが必要になります。

シーリング(コーキング)の補修

サイディングボードの塗り替えだけでなく、継ぎ目に使われるシーリングも定期的に補修する必要があります。
シーリングはサイディングよりも早く劣化するので注意が必要です。

シーリングは紫外線を受けることにより劣化が進みます。劣化すると、ひび割れたり剥がれたりすることがあります。
そのままにしておくと、シーリングの傷んだ部分から湿気や雨水が侵入してしまい、建物の内部を傷めることにもなりかねません。

シーリングの劣化、破損

こうした事態を引き起こさないために、シーリングを定期的に補修する必要があります。
シーリングの寿命は一般的に5〜10年と言われています。5年を目安にひび割れや剥がれなどがないか、専門家に見てもらうと安心です。

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