1月に入り先週くらいまでは年始の挨拶で取引先を訪問していたのですが、そもそもお正月とは
日本に残される行事の中で、かなり昔からありました。どれくらい古いかといえば、仏教が伝来した六世紀半ばには存在していたそうです。ただ、あまりに古い歴史のため、残念ながら正確な起源は未だ解明されていません。
かつてのお正月は、祖先に感謝をし、先祖の霊を祀るという習慣もあったそうです。今でいう、お盆やお彼岸みたいな感じでしょうか。しかし仏教が日本に入ってくると、お盆やお彼岸が仏教の行事になったのに対し、お正月は五穀を守る神様である歳神様を迎え、その年の豊作を祈る月へと変化していきました。正月に家に門松や鏡餅をかざるのは、この歳神様を迎えるための準備なのです。
行事ごとの起源をしると、新たな発見があるものですね。
西澤